やせるカロリー管理法

低脂肪食品は本気のダイエットと健康に役立つの?実は逆効果になる!?

 

ダイエットのために脂質を減らそうとして「低脂肪食品」を選んでいませんか?

一時期、脂質は三大栄養素の中でも多くのカロリーを含んでいるため、低脂質食品を摂ることでダイエットに効果的だ。という情報が広まりました。

そして食品メーカーは低脂肪乳、低脂肪ヨーグルト、低脂肪チーズ、低脂肪マヨネーズやドレッシングなどの調味料をたくさん作ったため、スーパーやコンビニでそのような食品を見ないことはなくなりましたね。

そして多分誰でもこのような低脂肪食品を選んで食べたことがあると思います。

 

しかし、結論を言ってしまうと「ダイエットに効果的とは言えない!」という結果になります。

U.S NEWS & World Report で取り上げられた、ハーバード大学公衆衛生大学院による、約7万人を対象にして行った研究結果によると、

低脂肪食品を使ったダイエットは長期的に見て効果がない。また、返って逆効果になり得る

Why Low-Fat Diets Don’t Work」より引用

という結論が出ています。

その理由を説明していきます。

 

低脂肪食品はダイエットに不向き!あえて摂る必要は無い

 

ダイエットを始めるとカロリーが気になりますよね?三大栄養素の1つである脂質は1gあたり9kcalあり、後の炭水化物とタンパク質の1gあたり4kcalに対してカロリーが2倍以上あります。

また、「脂質」という名前から、食べるとそのまま体脂肪になってしまいそうなイメージを持っている人が多いようですが、脂質と体脂肪は別物だと考えてください。

「脂質も炭水化物もタンパク質も食べすぎると全て体脂肪になります」

 

でも「低脂肪食品は単純にカロリーが低いからダイエットに効果的なんじゃ無いの?」という疑問があると思います。

確かに、脂肪を極端に少なくすると全体の摂取カロリーは少なくなりますが「脂肪を悪者」だと考えて除外すると身体に悪影響を及ぼし、ダイエットどころの健康状態ではなくなってしまいます。

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本来、脂質は人間の身体に必須な栄養素

 

脂質は本来、人間の身体にはとって無くてはならない重要な働きをしている栄養素です。

全ての細胞膜は脂質から作られていますし、脂質が欠乏すると神経伝達物質との伝達が阻害されてしまいます。

おそらく「脂質がダイエットや健康に悪い」という情報が広まったのは脂肪に良性と悪性があり、その悪性のイメージが原因だと考えられます。

 

人工的に作られたトランス脂肪酸や、牛や豚などの飽和脂肪酸を多く摂りすぎるとそのような悪性の脂肪となってしまう恐れがあります。

そのような悪性の脂肪を増やさないためにはどうすればいいのでしょうか?

 

不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸、中鎖脂肪酸など質のいい脂質を積極的に摂ろう

 

ダイエットのためには脂質を取り除くのでは無く、「質のいい脂質を摂る」ようにしましょう。

例えば、アボカドやオリーブオイル、ナッツ類に含まれる不飽和脂肪酸(オメガ9脂肪酸)

亜麻仁油、えごま油、魚に含まれるオメガ3脂肪酸。

ココナッツオイル、MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸。

これらの脂質は健康やダイエットに非常に効果的で、心疾患を予防する効果があります。

 

脂溶性ビタミンを吸収できない

 

脂質の摂取量が少ないと、脂溶性ビタミンであるビタミンA,D,E,Kなどを身体が吸収できません。

五大栄養素のうちの1つがビタミンですが、水溶性ビタミンであるビタミンB,C以外は全て脂溶性です。

そのため脂質を削るダイエットによって栄養不足状態となってしまうリスクが高いのです。

「健全な脂肪の摂取」は、心血管の健康に役立ちます。

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まとめ

いかがでしたか?
低カロリーダイエットのために低脂肪食品を選びたくなる人の気持ちは非常によくわかりますが、結論としては「低脂肪食品はダイエットにも健康にも逆効果」です。

脂質は人間にとって非常に大事な栄養素です。
積極的に質のいい脂質を摂るようにして長期的、健康的に痩せられるようにしていくことが大事ですよ。